「財務の見える化」への試み

執筆:北垣忠久

 

 中小企業再生の経営改善にあたり、財務数字の扱いは多くの中小企業主にとって大変なものです。数字が表わす財務内容だけでなく、膨大な数字の羅列が疎外感を産んでいて、理解するのが容易ではありません。中小企業主と中小企業診断士が理解を共有するために、数字をグラフ化や図表化によって「見える化」を進めることが望まれます。

 そのためには、管理会計、経営工学、経済性工学や生産管理等の幅広い分野でよく扱われる手法を導入し、財務内容の理解を深めることが考えられます。当会では、事例を集め、ツールの有効性を確認しながら、研究会を重ね、慣れ親しめる診断・コンサルティングを目指しており、多数の支援先様でご好評を博しております。

 自社の現状を更によくしたい。そんな中小企業様からのお問合せをお待ちしております。